こんにちは!のりたま(ニックネーム)です
第一子の育児休業からドキドキの職場復帰。
その時の私は、「両立なんてできて当然」だと思っていました。
仕事と育児、どっちも大事。
子どもにもちゃんと向き合いたいし、
職場では「ブランクを埋めよう」と、常に気を張っていました。
でもいつからか、そんな毎日がずっと続けられるわけもなく、
勢いよく復帰したものの、勢いがなくなったとたん崩壊寸前になりました。
朝は時間との戦い。
保育園の準備が子どもの機嫌によってうまくいかないかも。と想定して
もう少し寝たいと思いながらも少し早く起きて自分の支度をする。
子どもが起きてきてしまえば同時進行にもなり、
出発時間ギリギリで靴下がうまくはけず機嫌を損ね、ぐずる子ども。
「こっちが泣きたい…」
日中は“時短だから”と引け目を感じながら仕事をこなし、
定時ぴったりに職場を飛び出して、
電車の中で「夕飯何にしよう」ってレシピをひたすらスクロール。
帰宅後は、怒涛の夜時間。
子どもの相手、ごはん、お風呂、寝かしつけ…。
ようやく部屋が静かになった頃には自分のメンテナンスに時間を作る気力すら残っていない。
余裕のない日々。
子どものちょっとした失敗に怒ってしまい、その日の子どもの寝顔を見た瞬間に涙が出るようになっていました。
そしてある夜、気づいたんです。
「今日この子に笑いかけたっけ…怒っただけかもしれない」
はっとしました。
時間に追われ、タスクに追われ、完ぺきにこなすのは誰のためなんだろう。
「両立するのが当たり前」って誰が決めたんだろう。
いつの間にか自分でハードルを上げ、自分で自分の心を、壊してたのかもしれない。
この記事では、そんな“崩壊寸前”だった私が、
少しだけラクになれた方法を5つ紹介します。
もし今、あなたが同じように苦しくなっていたら、
どれかひとつでも、心がふっと軽くなるヒントになれば嬉しいです。
崩壊寸前の私を救った5つの小さな行動
3グットシングス
やり方は簡単!
寝る前にその日あった「小さな良かったこと」を ”3つ” 書き出すだけ!
たとえば…
- 子どもが笑った
- イライラしたけど一度深呼吸できた
- 夜ごはん手抜きできた(=頑張らなかった!)
こんな感じです!
書き出すことで、自己否定から自己承認へ視点をシフトすることができます!
今日のダメだったことではなく、「ちょっと良かった」ことに目を向けてみることができ心が落ち着きました。
朝起きて一言「今日も一日いい日だった!」
朝、起きた瞬間に「今日も一日いい日だった!」と、声に出して言う!
(未来完了形がポイントです!)
「まだ始まってないのに“いい日だった”って思えるの?」
と、思いましたか?
私もこれを初めて知ったときはそう思いました(笑)
けどいいんです。脳は意外と単純で、“言われたこと”を信じる習性があります。
自分の未来を、朝の自分で決めてしまいましょう!
やってみると不思議。自己暗示で脳を“肯定モード”に切り替え、
意外と、なにかがあっても「まぁいっか、今日いい日だし。これくらい」
と思えるようになりました!
毎朝の言語化
上記で紹介した朝の一言に加えもう一つ!起きたときの気持ちを言語化!
何を書くかは決まってなくても大丈夫!
素直に、
体重い…
目覚め悪かったしイライラする
今日はなぜかすっきり起きられた!
外が気持ちよさそう!
こんなんで大丈夫です!書き始めてみたら、
昨日の食事が遅い時間だったのが原因かな。
もうすぐ月一のあれか!
睡眠がしっかりとれてすっきりしたかな。
など、言語化することで自分のメンタルや体のサインを可視化+整理(溜め込みすぎを防ぐ)でき、心の中が、自分が、見えてきます!
見えると原因がわかるのでコントロールしやすくなりますよ~!
書けたら、「今日も私、ちゃんと自分と向き合えた」と褒めてみてください!
やめるリストを作る
「頑張る=正しい」という思考からの脱出をするため、“やらなくていいこと”を可視化!
- 毎日完璧な夕食を出さなきゃ
- 洗濯は夜のうちにたたまなきゃ→ほんとにそれ、やらなきゃダメ?
やめても、誰も困らないことって、意外と多かったです。
「洗濯たたむの明日にしても、明日の自分が困るだけ。」と思うかもしれませんが、
そもそも、無くせる作業もあります。
干したハンガーごとクローゼットにかけるスタイルにしても困ることはないでしょうし、
洗濯物は畳まずカゴにポンっで「着られればOK!」方式でもいいと思います。
完璧な夕食が毎日出なくても、毎日部屋を掃除しなくても死にません。(笑)
「~しなきゃ」と思っていることを一度全部書き出して、「これやめていいかも?」「無くせるんじゃないか?」に〇をつけてみるのをおすすめします!
怒ってしまってもハグ
これが私には一番効果あった気がします。(笑)
怒ってしまったあと、落ち着いたら子どもに
「さっきはごめんね」と言ってギュッと抱きしめる。をルールに。
いっぱいいっぱいになっているのに、”怒らない” なんて私には感情のコントロールができませんでした。そのため、どうしても怒ってしまったときは、怒ってしまった自分を“責める”のをやめました。
その代わりに、ちゃんと子どもに気持ちを伝えて、謝ってハグをして、心のケアをしました。(いや、むしろ私のカチカチに凍った心をほぐしてもらうハグになっていましたが。笑)
子どもに愛情が伝わればいいと思います。
仕事と育児、どちらも「疲れた」と感じてしまう理由
仕事も育児も“中途半端”に感じて自己否定してしまう
自分の思う満足な仕事もできず、
子どもと向き合ってちゃんと遊びたいのに時間も十分に取れず、
なんなら子どもと楽しく会話している時間もあるのか?と、
何もかも中途半端で、そんな自分に嫌気もさし、
自分で自分を責めていませんか?
褒めてくれる人がいなければやる気も出ません。疲れる一方です。
せめて自分だけは、毎日工夫しながら頑張っている自分を褒めてくださいね。
朝起きているだけで偉いんです、家、保育園、職場の往復しているだけですごいんですから。
決断疲れ・感情を抑えてストレスの蓄積
人は1日に3万5,000回もの決断をしていると言われています。
なら、仕事と育児をしているワーママはもっと多くの決断をしているのでは??と
私は思っています(笑)
職場では、
メールの返信すぐ?あと?
いつ報告いく?
家では
子どもの朝ごはん何にする?
栄養バランスは?
子どもの持ち物は?
子どものイヤイヤどう対処しようか?
1日に何百回と「選ぶ・判断する・考える」ことを繰り返すことで、
脳のエネルギーが消耗し、集中力・感情コントロール・判断力が落ちているんです。
そのうえ、時短勤務で「早く帰る人」になったことで気まずさを感じて気を使ったり、
子どもの前では笑顔でいようとして本当は疲れているのに、怒らないように頑張って
感情を抑えることそのものも、エネルギーを奪っている理由です。
「完璧を目指しすぎていた」自分の気づき
ある時SNSを見ていると、普段きれいなお部屋をアップしているママさんが
「常に片付いているわけではないんですよ…」
と、おもちゃやいろいろなものが散らかっている写真をアップしていました。
私たちが普段見ている、”仕事も育児も両立してキラキラしているママさん” は、
その一部分だけが切り取られ、あたかも ”常日頃から完璧に掃除してキラキラしている” と見えていただけ。
その投稿を見て、
「誰しも完璧ではなかったんだな。」と感じたんです。
無意識に、SNSでキラキラした一部分だけを見て、
「私も同じように、仕事も、子育ても、両立して整えていくんだ!」
これもやって、あれもやって、○時までにはこれを終わらせて…と、やりたいことを
全てやり切らなきゃいけない。と勝手に自分で決め、それができずに落ち込んでいただけでした。
「完璧を目指しすぎていたんだ。」と気づけたら、気持ちが、すっと軽くなりました。
極論ご飯を作るのだって、お米を炊けばもうそれは作っていますからね。(笑)
考え方が変わるだけでこうもハードルが下がるんですよね。
当時の私は自分の決めたタスクにがんじがらめになって、気づくのに時間がかかりましたが。(笑)
まとめ
どれかひとつだけでいいです。
今日のあなたに合いそうなもの、ひとつだけでも試してみてください!
ちゃんと“できたこと”を、自分に〇をつけてあげる練習です。
完璧にしなくていいんです。それでも完璧がいい!というタイプならば、
もう少しハードルを下げた簡単なタスクにしてみるとよいと思います。
洗濯ものはたたむことをゴールにするのではなく、
洗濯して乾いていればゴールです。着れますから。
食事はすべてを手作りにすることをゴールにするのではなく、
温かいごはんとスープを手作りにして冷凍の餃子をおかずでゴール。十分心のこもった手作りの食事です。
少しずつでいいんです。
あなたのペースで「これでよかった、今日もよくできた!自分!」と思える日が
増えることを願っていますし、私はあなたを応援していますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました!