こんにちは!のりたま(ニックネーム)です。
「育休中に転職活動って、ありなの?」
そう思いながらも、何度もスマホで「育休中 転職活動」と検索していたあの頃の自分に、今なら言えることがあります。
それは、「転職活動をする必要はないよ」ということです。
私は営業職として働いていましたが、第一子の育休中、復職のタイミングが近づくにつれて漠然とした不安に押しつぶされそうになっていました。
「このまま復帰して、本当にやっていけるのかな?」
「子どもとの時間も大切にしたい。でもキャリアも諦めたくない…」
結局、私は育休中に転職活動をする道を選びませんでした。
その代わりに、“オンラインでの働き方”へ転向するという新しい選択肢を見つけたのです。
今この記事を読んでいるあなたも、
「育休中に転職活動をするべきか、それとも別の道があるのか?」と
悩んでいるのではないでしょうか。
育休中の転職活動を考えていた私は「応募して、面接して、企業に入る」以外の
キャリアの築き方に出会いました。
この記事では、私が実際に経験した育休中の転職活動に代わる“転向活動”について、
その始め方や働き方の変化、収入面でのリアルな話までお伝えします。
あなたのキャリアも、あなたらしく続けられますよ!
育休中だからこそ、 転職活動という言葉に縛られない、新しい選択肢を一緒に見つけていきましょう。
育休中に起こった変化
育休中に押し寄せた「復帰できるのかな」という不安
私は一歳半で子どもを保育園に預けました。その為産休をもらってから2年近くブランクがありました。
2年って、もう何も覚えてないんですよね。(笑)なんとなくの記憶、感覚しかないんです。
新しい部署や仕組み化もされ、再び教えを乞う必要があることも、気持ちが後ろ向きに感じる原因でした。
ブランクがあるからと自信をなくし、
わからない働き方に不安を募らせていました。
「こんな私が、本当にまた働けるのかな?」
そう思ったとき、私はある“選択”をしました。
「育休中 転職活動」をスマホで何度も調べていた当時
元々の会社は定時が10時-19時。
時短勤務の終了は17時だったこともあり、時短勤務で給料が下がるなら、8時から9時の始業の会社を探せばフルでも保育園に間に合うのではと考え調べ始めました。
給料もあまりいいわけではなかったので、
仕事をまた覚えるなら、いっそ条件のいい職場に変えたい。
そう思ったとき、「育休中 転職活動」とスマホ検索する自分がいました。
私は“転職活動をしない”選択をした
転職を考え様々な求人を読み漁りましたが、
定時や給料、雇用形態…
見ていく中でどんどん転職に対してのハードルが上がっていき、
現実が見えた時、私は転職活動をやめる決断をしました。
面接に行くには子どもを預けなければいけませんし、いつから働けますか?の質問には
「保育園が決まり次第」と答えるしかありません。
最悪、保育園に預けてから1ヶ月以内に決められればいいのかな
と考えていた私の考えは甘く、
私の住んでいる地域では、
保育園応募の際に提出した書類に記載のある、産休・育休を取得した会社名が入っている復職届けを出す必要があることを知りました。
つまり、保育園の応募をする際には既に新しい会社に席がなければ、保育園に預けられるようになったとしても新しい会社に復職することができなかったのです。
もし育休取得先以外の新しい会社で働き始めた場合は、「復職」ではなく「新規就労」となり、自治体によっては別途「就労証明書」などの扱いになることがあります。
ほとんどの自治体で同様の運用のようですが、詳細は自治体ごとに異なる場合があるため、必ず申請先の自治体に確認が必要です。
転職をすれば当然有給も初めはありませんし、
やはり出産後の転職はあまり簡単ではありませんでした。
しかし、そんな迷いの中で、思いもよらない”転機”が訪れたんです。
なぜ私は「育休中 転職活動」を選ばなかったのか
私は夫以外の子育てのサポートがありません。
そのため、”平日に子どもを預けて面接に行く”必要がある、これまでのような転職活動は、現実的にできませんでした。
もちろん、最近はオンライン面接を導入している会社も多く、
「やろうと思えばできるのかも」と思ったこともあります。
ですが、正直なところ、画面越しでは見えない“空気感”や“人の雰囲気”を知ってから働きたいという気持ちが強く、
そういった意味でも、従来の転職活動は私には不向きだと思いました。
「キャリアを変えたい気持ち」はあるのに、動けない葛藤
新しい職種に挑戦したいと思いながらも、
エージェントに相談すると「異業種への転職はステップを踏まないとできません。」
の回答。
30代目前に、しかも子どもがいてステップを踏めるわけがありません。
転職しづらくなる年齢でありながら異業種に行くために数年を使うのか???
もちろん挑戦はしたいです。
しかし現実、ママとしてここで”時間”を使うわけにはいかない。
現実的ではないんだと感じました。
エージェントに登録しても紹介されるのは希望通りの求人でもなく、
思うように動けなくなっていました。
“転向活動”という新しい選択肢に出会った瞬間
ある時Instagramのストーリーを見ていると、
在宅ワークのスキルを学べるオンラインスクールの広告が流れてきました。
初めは飛ばしていたのですが、
何回か出てくるうちに気になってしっかり見ることに。
見てみると、
SNSの投稿文を考えるSNSの運用代行や、デザイナー、メール返信などの事務サポートをするオンライン秘書として会社員の給料よりも収入が増えた上に、
自由な働き方がある。
というのです。
ステップも踏まず、興味のあることに挑戦もでき、収入を会社員以上にすることも可能。
しかも子どもに我慢をさせない生活を与えられるかもとなれば挑戦しないわけにはいかない!
と思いました。笑
転職ではなく、育休を使った”転向活動”の始まりです。
「会社に戻らなくても、働くことはできる」と気づいた体験
スクールに入り1ヶ月もたたない頃。
単価は小さい案件でしたが、初めてECサイトの出品業務をする案件を獲得し、その後も同時期に2件案件獲得できました。
会社に行かなくても、
自分で行動を起こせば働くことはできるんだ。
と感じた瞬間でした。
会社という組織に属さなくても、
子どものそば(家)にいながら働くことができれば、ここに至るまでに抱いた悩みの数々はいっぺんになくなってしまう。
これほどにママさんに向いている働き方はない!と思いました。
「育休中 転職活動」の代わりに私が始めた“転向活動” 5つのステップ
- クラウドソーシングへの登録
→見やすくシンプルに整える。これが仕事への第一歩でした。 - 副業への小さなチャレンジ
→興味のあることには経験がなくても積極的に挑戦しました。 - SNSでの発信を始めてみた
→不慣れでもアウトプットの場としてコツコツスタートしてみましょう! - 0→1の仕事を受けるまで
→案件の内容をみるよりも、初めは0→1の経験が大切です! - 実績を積みながら、自分の働き方を育てていく
0→1ができればあとは記載できる実績を増やしていきましょう!
実際に動いてみたら、世界が広がりました!
転職活動をしなかった私が得た“キャリアの変化”とは?
会社員としての役職はなくなりましたが、営業職だった私はオンライン秘書として”転向”できました。
経験を積んでいけば、チームを持って稼働していくことも可能です。
もしもそのまま会社に復帰していたら、
時短勤務ということでチームを見ることもないですし、役職が上がっていくことも時間がかかる。ということは給料を上げるのも簡単ではない。
キャリアを積み上げていく道は、会社ではなく在宅で続けていくことができました。
キャリアは与えられた環境で作るものではなく、自分で作っていくものだと感じています。
まとめ
育休中だからこそ、「転職活動」以外の道も見ていただくのがアリです!
キャリアは一度止まったように見えても、切れるものではありません。
この記事でお話しした“転向活動”という新しいキャリアの築き方があります。
私も小さな一歩から始めました。
働くことに迷ったら無理に働く必要はないと思います。
ですが、少しでも「こうなれたらいいな」と思える未来があるのであれば、小さく動く価値はきっとあるはず。
私にもできたので、きっとあなたも一歩踏み出せます!
一緒にコツコツ進んでいきましょう!